親子対談

初世 優美さん(洋菓子メーカー勤務) × 初世 栄さん(お母さま)

憧れのパティシエをめざしつつ、就職に有利な国家資格も取得する。
だから専門学校より、大手前短大を選びました。

写真右:初世 優美(はつせ ゆみ)さん【株式会社ユーハイムパティシエ】
株式会社ユーハイム製造部勤務。2008年、大手前短期大学ライフデザイン総合学科卒業。お菓子作りはもちろん、食べることも大好きで、中学生時代にパティシエになることを決意。「ユニット自由選択制」「最新の設備が整っている」「短大で製菓衛生師の資格が取得できる」「専門学校にも通えるスクーリング制度」に魅力を感じ、大手前短期大学に進学。ユニット自由選択制で「パティシエ」「カフェ実務」「食文化」「色彩・アート」「ショップマネジメント」を学ぶ。現在、念願のパティシエとして活躍中。

写真左:初世 栄(はつせ さかえ)さん【お母さま】

優美さん
中学生の私が「パティシエになりたい」と言った時、お母さんは驚いた?
お母さま
小学生の頃に時々クッキーを作っていたから、驚くことはなかったかな。
むしろ、目標をしっかりと持っていることが わかってとてもうれしかった。
「やりたいことを思い切りやる人を育てる」のが私の教育方針だから、しっかり応援しようって思ったよ。
優美さん
高校卒業後の進路を相談した時、「目標が変わっても将来の選択肢の幅が狭くならないように」ってアドバイスしてくれたことが、すごく印象的だった。
お母さま
パティシエになる技能だけなら、専門学校でも学べる。でも短大なら、教養科目で社会人としての基礎知識も身につけられるし、四年制大学への編入もできる。自分の興味のあることだけを学ぶのは、無駄がないようにも思えるけど、いろんなことを広く深く学ぶほうが、社会に出た時にきっと役に立つと思って短大を勧めたんです。
優美さん

大手前短大は、製菓衛生師受験資格(※)が得られるし、専門学校の実習のスクーリングがあるのも魅力的だと思った。それにユニット自由選択制は、自分の興味のあることを選んで履修できるし、語学などの教養科目もあるから、まさにお母さんのアドバイスをカタチにしたような制度だと思った(笑)。

お母さま
いろいろ学んだと思うけど、短大時代の科目で、どんなことが今の仕事の役に立ってる?
優美さん
全部かな!でも、あえて言うなら「製菓実習」。ユーハイムの元工場長が先生で、マドレーヌやクッキーを焼いたけど、先生のお手本を見せていただいた時、プロの技はすごい!と思った。私も一日も早く、先生に認めていただけるようなプロのティシエになりたいと思ったことを覚えてる。
お母さま
同期入社の人たちは、製菓を勉強した人ばかり?
優美さん
製菓を勉強してきた人はほとんどいないから、職場では有利だったかも知れない。単に作り方やデコレーションだけじゃなくて、素材についてもしっかり学んだおかげで、仮に失敗したとしても原因がすぐにわかる。例えば、パイを焼いて満足する仕上りにならなかったとしたら、それはバターの成分を考えて柔らかさを調整すべきだったんだ、というふうに。
お母さま
すごいね!あとは、海外研修もいい刺激になったみたいね。「フランスでパティシエになりたい。」って言ってたし。
優美さん
そうそう。就職相談の時に短大の先生にも相談した。憧れのユーハイムで働いている今は、上司に「ヨーロッパに支社を出すなら、いつでも行きます!」って言ってる(笑)。
お母さま
これからの目標は?
優美さん
ユーハイムに勤務しているからには、手焼きのバームクーヘンを担当できるようになりたい。手焼きのバームクーヘンは、社内でも数人の熟練者にしかできない難しい仕事で、今、女性のパティシエはいないから、ひそかに第一号になりたいと思ってます。
お母さま
今は男女の関係なく、やりたいことができる時代だからね。でもそれは、やりたいことを実現するためには男女関係なく努力しないといけないということでもある。あなたが焼いた手焼きのバームクーヘンが食べられる日を楽しみにしてるね!

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