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阪神淡路大震災から26年の月日が経ちましたが、1月17日になると当時のことが鮮明に思い出されます。この時、自宅倒壊により将来ある短期大学の学生が1名亡くなりました。未明の出来事で、外はまだ真っ暗な中、大きく揺さぶられる地震により目覚め、家具や食器などもあちこちに散乱し、足の踏み場もない状態でした。初めて体験した出来事に皆が一様に驚愕していたことを思い出します。数時間後にさくら夙川キャンパスへ駆けつけると、本館棟が倒壊しており、4階建ての1階部分がなくなっていたことに大きな衝撃を受けました。その後、各方面からの多大なるご支援ご協力のもと、1年あまりで新しい本館棟が完成し、学生たちにはこれまで以上の充実した教育環境を提供することができました。このような大災害は、東日本大震災を始めとして後にも各地で起こっており、いつでもどこでも起こりうるものとなってきています。これらの歴史を経て今日の大手前短期大学があることを改めて認識し、またこの経験を教訓に更なる発展にむけ邁進していく所存でございます。
大手前短期大学 学長 福井洋子
さくら夙川キャンパスエントランス入口に設置された鎮魂碑
写真左 1階が押しつぶされ全壊となったさくら夙川キャンパス写真右 現在のさくら夙川キャンパス