大学紹介
学科・コース
入試情報
就職
キャンパスライフ
国際交流
ニュース
大手前短期大学の地域貢献活動として、2018年度から伊丹アピールプランに有志の学生が参加しています。伊丹アピールプランは、伊丹市の魅力(地域資源)を紹介・活用して、伊丹市も市民も活性化しようという活動です。6月1日(土)、9人の学生が第13回ワンデーウォーキングを運営する側として参加し、2019年度の活動を始めました。ワンデーウォーキングは、300人もの参加者が、三軒寺(さんげんでら)前広場を出発し、猪名野(いなの)神社・緑ケ丘公園・伊丹廃寺跡などを通り、昆陽池(こやいけ)公園で折り返してJR伊丹駅前の有岡城(ありおかじょう)跡まで約10kmを歩くイベントです。ゴールである有岡城跡は1975年から発掘調査が始まりました。大手前女子学園(当時)は、伊丹市教育委員会の委託を受け、1985年から調査に加わりました。発掘調査報告書『有岡城跡・伊丹郷町』や大手前女子大学史学研究所編集『城・町・くらし:有岡城跡・伊丹郷町調査10年の成果から』『有岡城跡の二十年:調査・保存・整備のあゆみ』その他を発掘の成果として出版しています。参加者は、一心不乱にウォーキングという人から、家族でのんびり歩む人まで、さまざまでした。学生たちは、スタート地点とスタンプポイント鴻臚館(こうろかん)のある緑ケ丘公園にわかれて、準備や受付、誘導や記念品の手渡しに半日あたりました。学生の活動報告書には、ウォーキング参加者からどんどん声をかけられることに驚き、担当した役目で自分が指示を補ってどのようにすればよいか考えたなど、新たな経験への新鮮な反応が書かれています。伊丹アピールプランに参加している学生は今後も、学外の行事や学内での作業に携わる予定です。 (配信元:FD委員会)