12月14日（土）、学生によるスピーチ大会が開催されました。
　国際交流センター主催のこの大会は今回で二回目。今年は、1.留学生部門（留学生が日本語でスピーチ）、2.長期・短期研修参加者部門（海外研修に参加した日本人学生が日本語でスピーチ）、3.英語スピーチ部門（本学で英語を学ぶ学生が英語でスピーチ）の三部門に分けて行われました。

　留学生部門の参加者は5名。日本語を学ぼうと思ったきっかけ、日本での勉学やアルバイトを通じての多くの人々との交流、将来の夢についてなど、それぞれの選んだテーマについて流暢な日本語でスピーチが行われました。
　長期・短期研修参加者部門の参加者は10名。海外研修での様々な体験、それを通じて改めて気づいた自分自身のことや日本のことなどについてスピーチが行われました。
　最後に行われた英語スピーチ部門の参加者は8名。貧困問題など社会的なテーマを取り上げた学生もおり、日ごろの学びの成果を十分に発揮してくれました。

　留学生部門の最優秀賞には中国からの交換留学生 ジョ・ダクさん。長期・短期研修参加者部門の最優秀賞は、2年生の大塚咲貴子さん。そして、英語スピーチ部門の最優秀賞は、1年生の山下菜奈絵さんでした。最優秀賞に輝いた皆さんのスピーチは素晴らしいものでした。ただ、いずれの部門も参加者のレベルは拮抗しており、選に漏れた学生との差はわずかでした。選考を担当いただいた先生方にとっては苦渋の決断であったようです。

　人前で話すことは緊張するものです。しかも自分のスピーチが先生方に審査されているとなると緊張感はなおさらでしょう。学生の皆さんには今回のスピーチ大会の経験をこれからの長い人生の糧にしてもらいたいと思います。

　参加いただいた学生の皆様、お疲れさまでした。
　これからも研鑽を積んで、来年の大会でさらに成長した姿を見せてくれることを期待しています。

　
（写真上左：留学生部門 最優秀のジョさん）
（写真上中：研修部門　最優秀の大塚さん）
（写真上右：英語部門　最優秀の山下さん）
（写真下左：柏木学長のご挨拶）
（写真下中：当日の様子）
（写真下右：柏木学長による表彰の様子）