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10月13日、本学で活動するNSTクラブが口腔ケア実習を実施しました。6月に発足し、10月に「クラブ」へと昇格したNSTクラブにとって、今回が昇格後初の活動となりました。今回は、歯科衛生学科の坂本由紀子講師が、口腔ケアの重要性に関する講義と実習を実施。坂本講師は、歯科衛生士としてNST(栄養サポートチーム)の一員としても活躍された経験をお持ちで、現場での体験談を交えた講義は、学生たちにとって大変興味深い学びの時間となりました。実習では、大手前大学の健康栄養学部、国際看護学部、そして歯科衛生学科の学生が混合でグループを編成し、「術者」「患者」「補助者」の3つの役割を交代で体験。歯科衛生学科の学生がはじめて口腔ケアの術者を体験する健康栄養学部・国際看護学部の学生のサポート役を担ってくれました。ブラシの使い方や誤飲を防ぐための顔の角度への配慮など、病院現場を想定した実践的な内容に、初めて口腔ケアを行う学部生たちは緊張しながらも真剣に取り組みました。NSTクラブ代表である健康栄養学部3年・藤原明音さんは「授業では学べない歯ブラシやう蝕(しょく)予防、口腔ケアの重要性について学び、実際に学生同士でブラッシングや口腔粘膜清掃を体験しました。初めてで難しく感じました、坂本先生や歯科衛生学科のメンバーのアドバイスを受けながら、声かけやブラッシングのポイントも意識して実習ができました。」と感想を述べていました。また、歯科衛生学科2年・石井沙苗さんは「歯科衛生学科ではないメンバーと口腔ケアの実習することは初めての事だったので、最初は少し緊張しましたが、“補助者”として歯ブラシやスポンジブラシの使い方、当て方、圧のかけ方などをアドバイスしたり、術者として実際に口腔ケアをさせていただいて、またひとつ経験を積めたことがとても嬉しかったです。また、健康栄養学部、国際看護学部の方とコミュニケーションをとりながら楽しく実習をする事ができ、このような機会をいただけたことにとても感謝しています。」と振り返っていました。今回の実習は、短大1学科(歯科衛生学科)と大学2学部(健康栄養学部・国際看護学部)が学園内で連携し、それぞれの専門性を活かしながら学び合う、非常に貴重な取り組みとなりました。職種の垣根を越えた学びの場が、今後のチーム医療の現場での協働に活かされることが期待されます。今後もNSTクラブでは、多職種連携をテーマとした学びの機会を積極的に展開していく予定です。
配信元:学生課