メンターとは「自分が手本となって新人に仕事やキャリアのアドバイスをしてくれる人」のことを言い、多くの企業は人材育成のひとつとしてメンター制を取っています。

ビジネスキャリアコース（担当：神殿准教授）では、2年生ゼミチーム12名が、昨年1年間の自分たちの経験＆振り返りを行いプレゼンテーションにまとめ、6月3日にライフデザイン総合学科の1年生の合同フォーラム授業（約100名）で1年生に発表しました。

「先輩からの経験談とエール」というテーマで、①自分達の思い出話、②留学生の経験、③長期履修のジレンマからの解放、の3項目で構成しています。2年生のプレゼンテーションは、「1年生に楽しんでもらい、短大生活の目標を持ってもらう！」を目標に掲げ、時間をかけ試行錯誤し、発表の練習も行い実施しました。 

インターンシップ、地域貢献ボランティア、資格取得、就活準備など計画性を持って行うこと、学園祭や学園広報活動、アルバイト、部活・サークル、遊びなど全ての経験が自分の糧となること、自分たちがやってよかったこと、やったらよかったこと等の内容をエピソードも入れ1年生にエールを送りました。

熱心に発表を聞いている1年生は印象的でした。またコメントとして、「自分から関わることが大事だと思った」「学業と行事やアルバイトの両立が参考になった」「計画的に取り組んでいくことが大事だと思った」「ボランティアやインターンシップに参加することの重要性を理解した」「大学生活に不安があったが先輩の発表を聞いて参考になった」などポジティブなコメントばかりで、よい時間であったと確信しています。

また、2年生は、自分達の1年間を振り返ることで、自己理解及び自信につながり、2年次の時間の過ごし方を再考することに繋がりました。