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歯科衛生学科の木林 美由紀 教授が、10月19日に台湾の高雄医学大学で行われた「2024 台灣口腔衛生科學學會」にて講演を行いました。台灣口腔衛生科學學會の対象者は歯科医師、歯科衛生を業務にする者、医師、医療関係者、学生等であり、海外からの招聘講師として木林教授が招かれ、当日は黄 曉靈台灣口腔衛生科學學會理事長から感謝状が贈呈されました。木林教授の講演概要は以下の通りです。講演内容:「Effect of improving Masticatory Ability on Prevention of Oral Functional Decline」(咀嚼能力の向上が口腔機能低下予防に及ぼす影響)日本の高齢者(65歳以上)人口は、約3600万人で総人口の28.4%を占める超高齢社会である。台湾でも高齢者人口は急増し、2025年には20.0%に達し、超高齢社会に突入する見込みと報告されている。急激な高齢化が進行する中で、健常から要介護へ移動する中間段階としてフレイルの予防が重要である。噛めない食品の増加、わずかなむせや食べこぼしなどの軽微な口腔機能の低下であるオーラルフレイルは、可逆的であり適切な対応により健康に近づけることが可能である。今回、木林教授の先行研究の成果である咀嚼能力を向上させる食育支援プログラムを紹介し、その効果と咀嚼能力の向上によってどのような口腔機能低下予防が期待できるのかを講演した。
(配信元:学園広報)