歯科衛生士ってどんな仕事?

高齢者の増加、健康・美容への関心の高まりなどから、近年求人数が増えている仕事が歯科衛生士。
そんな社会的ニーズを背景に、大手前短期大学では2020年春に『歯科衛生学科』の誕生をめざしています。

「歯科衛生士(Dental Hygienist/デンタルハイジ二スト)」は、厚生労働省が認定している国家資格のひとつで、健康的で美しい歯を保つのに欠かせないとても大切な仕事。
治療がスムーズに進むように歯科医師をサポートするだけでなく、歯石の除去やフッ素の塗布でむし歯・口腔疾患を未然に防いだり、保健所や幼稚園、小学校などでむし歯の予防教室を開いたりと、その役割は多岐にわたります。

歯科衛生士の3大業務

歯科予防処置
口腔ケアや歯みがき指導をしたり、歯石や歯の汚れを取り除くことで、患者さんの歯をむし歯から守る大切なお仕事です。
歯科診療補助
むし歯や歯周病の治療だけでなく、矯正、インプラント治療など、歯科医師がスムーズに治療できるようにサポートします。
歯科保健指導
歯科クリニックをはじめ、保育所、幼稚園、学校や地域といったさまざまな場所で健診のお手伝いや、歯みがきの指導をします。

歯科衛生士になるには?

高校を卒業した上で歯科衛生士を養成する学校に通い、国家試験に合格することで「歯科衛生士」になれます。

  1. 1年次まずは歯科衛生士の業務について理解するため、歯科領域の基礎知識を学びます。
  2. 2年次実習がスタート。歯科衛生士の3大業務に関する知識と技術を身につけます。
  3. 3年次臨床・臨地実習を通して実践力を習得するとともに、充実した国家試験対策で合格をめざします。
  4. 国家試験
  5. 合格
  6. Debut!歯科衛生士としてデビュー!口腔ケアのプロとして生涯にわたる活躍が期待できます。

歯科衛生士は、一度取得すれば
生涯有効の国家資格です。

ご挨拶

歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図ることを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりを支える国家資格の専門職です。高齢化が進展している日本では、きめ細やかで多様なニーズに対応した歯科医療サービスを歯科医師と共に提供する歯科専門職として、その必要性はより一層高まっています。そして、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士等多職種と連携協働しながら歯科診療所、病院等の就業場所で活躍しています。
また、ワークライフバランスに応じた働き方を選択でき、一生の仕事として広く社会に貢献できる誇り高い職種といえます。近年、歯科衛生士の中には多くの研究・論文に携わり、歯科衛生国際シンポジウムや日本歯科医学会で発表を行うなど、世界に目を向け専門性の確立に関心を深める仲間も増えてきています。歯・口腔を通して人々の健康に寄与しながら、尽きることのない可能性を求め続けることができる歯科衛生士になってほしいと願っています。

上田和美副会長

公益社団法人
日本歯科衛生士会 副会長

上田和美